出し抜く力
結構前に読んだ本ですが、お部屋の整理をするにあたって、
そして、メルカリする(…そんな動詞あるのか?)にあたって、
本棚や保存ボックスから本を出していた時に、見つけました。
セス・ゴーディンの出し抜く力: 先がわかる人は、何を見ているか (単行本)
- 作者: セスゴーディン,Seth Godin,神田昌典
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2016/11/24
- メディア: 単行本
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元Yahoo!の副社長のセス・ゴーディンさんの本です。
画像にはないですが、帯には
勝ち続ける世界企業で成果を上げている
これがスマートでリターンの多い働き方。
人よりちょっと頭を使い、
絶妙なタイミングで行動する。
とキャッチーな文があります。
今から、未来に向けて、どんな働きが求められるか…
という中で、実は単純労働が増えていくという話だったり、
頭のいい人ほど(上司からの短期的な指示より)長期的な視点を大事にして行動する
という行動の話だったり、
マーケティングや値決めの話だったり、かなり幅広い分野で
考察や事例が書かれていて面白かったです。
それと合わせて…成功したマーケット戦略家は
ほとんどの人は「不安・希望・愛着」のどれかの感情をもとに行動する
ということを、利用している。
その中でも、愛着をもたれるには、先に顧客を愛している。
そして、
製品やサービスは、ストーリーの物理的表現(顧客は希望を求めている)。
などの、マーケティングの話は特に分かりやすく書かれていたのが印象的でした。
また、上に書いた単純労働にも近いですが、
達成感を得たい人は、簡単なことに飛びつく(;曖昧で分かりにくい課題には取り組まない傾向がある)ので、面倒くさい方を選ぶようにすると差別化できる。
実際にもう10年以上会社員をしているので、
会社、会社員の仕事としては、割と『確かにこういうケース多いな』と感じるものや、
すぐにいかせそうなものも多かったです。
しかしながら、このブログは、副業・プチ起業を目指して書いているものなので、
何が活かせるか?と思うと、やはり上記に書いた部分。
希望
なのかなと思います。
どうしても、簡単なことにや日常に流されてしまうので、
私も5年ぐらい前から、副業・プチ起業に興味を持ちながらも、
スタートが遅れてしまっていました。
今は、旦那も会社員をしながら、自分の事業をしているので、
刺激にもなりますし、『そっちが自然だよね』と感じられるような
マインドチェンジができ始めています。
多分、その心理的な”エネルギーが沸かない”や“別に現状のままでもよい”が
私にとって、取り組むまでの一番のハードルだったので、少しずつ、少しずつ
まずは、動いていきたいと思います。