面白いって何だろう?
一生懸命、書いた文章が消えたので、また一から打ち直し。
さて、先日読んだ、これが面白すぎて(これって表現も失礼ですが)反芻中。
既にTwitter上では
道を外れた人。
— Mei-Puchi (@mei_puchi) 2020年4月30日
人としての道ではなく、歩いてきたレールから、新たな一歩を踏み出した人に対して興味がわく。
盗んだバイクで走り出すのは、よく分からんが、ドロップアウトには興味津々。
何でドロップアウトしたのか?何でドロップアウトするのか?
レール上の方がアンパイだろうに。
あくまで“手伝いをしている”。この本質は忘れないようにしないと、やっかいな勘違いな人になる。
— Mei-Puchi (@mei_puchi) 2020年4月29日
社外で事業立上げを手伝ったり、沢山イベントをしていった中で『なんだ会社員の仕事って、実は楽じゃん。というかコスパ最高じゃん!』と感動したのを思い出した。
(生来怠け者の私w)
田中さんの電子書籍読んでたら、リンクが出できたので、読んでしまった。
— Mei-Puchi (@mei_puchi) 2020年4月29日
改めて…この人は、独立した。というより、ドロップアウトしたから、ファンキーなんだな。
田中泰延×糸井重里 40代からのドロップアウト https://t.co/WadrFeGf4L
と謎の感動・感激を連打しておりましたが(笑)
本がとにかく面白い。
「事象に触れて論理展開し心象を述べる」のが随筆である
という定義の通り、
調べるまでのプロセスや方法を紹介していたり、
小説家先生たちが、出していらっしゃる文章の書き方の本を紹介されたり。
そこまでは、まあ理解できるとしても、
出版社、編集者の方からのオファーメールをそのまま張り付けていたり、
結構、めちゃくちゃである。
が、とっても面白い。
日本の小学校は、謎に心象を表現する作文ばかり書かせるが
それを真っ向から否定。
とにかく、事象を大切にされる方でだなと思ったのは、
誰も興味のない自分の感情だけ喋る人は、
「つまらない人間だ」
と一蹴されていたこと。
紹介されている、例が…なんともツッコミどころ満載の人物で、
とはいえ『あぁ、いる~』という感じで、とっても人間味のある率直な表現が、
とっても魅力的な本です。
やや疑問が残るところも、大盤振る舞いで、
田中さんが書いた記事の数々がURLとQRコードで書いてあるので、
そこに飛んでいけば、『なるほどね!』としっくりくる…
はずなのに、リンク先が面白くって、思考が脱線する私の思考回路の弱さよ…。
それで、何が面白いか。
私が面白さを感じたのは、
最近はまっているこの動画とも共通している
DEMON SLAYER (Kimetsu no Yaiba) OP - GURENGE - Tsuko G. Cover
この人、演奏も歌唱もめちゃくちゃ上手なんですが、
明らかに、練習量を積んでいますし、
それ以上に…本当に好きなんだな。楽しんだな。この曲が好きなんだな。
が伝わってくる気すらします。
文章を書くなら、
自分が夢中になって読んでしまうような文章を書く。
音楽をやるなら、
自分が夢中になってしまうような演奏をする。
それが信念にあるから、読み手も夢中になる。
最近は、広告や販売目的でもないのに、
ターゲティング、誰に対して書くか?を明確にせよ!
の論争が強いですが、明らかに「作りました」感って、
面白くはないと個人的には思います。
どれだけ、関心と愛情と興味を持って、調べ/練習して、
それをまとめ上げることができるか。
逆に探究心が高すぎて、何がそうさせるのか興味津々です。
書き直したら、少々、真面目なテイストに変わってしまいましたが、
「事象に触れて論理展開し心象を述べる」という随筆に、
起承転結ほど効率よく使えるコード進行はない。
とあったので、今回は、起承転結で書いてみました。
おおよそ、面白いしか書いておりませんが、
ちゃんと使えるスキルやノウハウも…最後の方にちょっと出てくるので、
面白いを全力で考える真面目さと探究しちゃう好奇心を見習いつつ、
私はノウハウっていう、簡単なところから真似しております。
“読みたいこと”
“自分が一番読みたいことを、文字にして繋いでいくこと”
それは全然簡単なことではないですが、そんな魅力的で面白い文章が書けるよう、
好きなことを好きって、言えて、それが表現できるようになりたい。
そう思った、日曜日でした。