30代女性会社員のパラレルキャリアへの道

人並以上に働いた20代。そしてふと気づく、いろんなこと。 30代になった頃、押し寄せてきた働き方改革の波や海外赴任や結婚・単身赴任という急な環境の変化。 そして、気になりだした副業やプチ起業。でも、やっているうちに「ちゃんと価値提供したい」想いに…。とはいえ、考えこんでも進まないのでやりながら走ってみようということでブログ始めました。

面白いって何だろう?

一生懸命、書いた文章が消えたので、また一から打ち直し。

 

さて、先日読んだ、これが面白すぎて(これって表現も失礼ですが)反芻中。

 

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

  • 作者:田中 泰延
  • 発売日: 2019/06/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

既にTwitter上では

 

と謎の感動・感激を連打しておりましたが(笑)

本がとにかく面白い。

 

「事象に触れて論理展開し心象を述べる」のが随筆である

という定義の通り、

調べるまでのプロセスや方法を紹介していたり、

小説家先生たちが、出していらっしゃる文章の書き方の本を紹介されたり。

 

そこまでは、まあ理解できるとしても、

出版社、編集者の方からのオファーメールをそのまま張り付けていたり、

結構、めちゃくちゃである。

が、とっても面白い。

 

日本の小学校は、謎に心象を表現する作文ばかり書かせるが

それを真っ向から否定。

 

とにかく、事象を大切にされる方でだなと思ったのは、

 

誰も興味のない自分の感情だけ喋る人は、

 「つまらない人間だ」

 

と一蹴されていたこと。

紹介されている、例が…なんともツッコミどころ満載の人物で、

とはいえ『あぁ、いる~』という感じで、とっても人間味のある率直な表現が、

とっても魅力的な本です。

 

やや疑問が残るところも、大盤振る舞いで、

田中さんが書いた記事の数々がURLとQRコードで書いてあるので、

そこに飛んでいけば、『なるほどね!』としっくりくる…

 

はずなのに、リンク先が面白くって、思考が脱線する私の思考回路の弱さよ…。

 

 

それで、何が面白いか。

 

私が面白さを感じたのは、

最近はまっているこの動画とも共通している

 


DEMON SLAYER (Kimetsu no Yaiba) OP - GURENGE - Tsuko G. Cover

 

この人、演奏も歌唱もめちゃくちゃ上手なんですが、

明らかに、練習量を積んでいますし、

それ以上に…本当に好きなんだな。楽しんだな。この曲が好きなんだな。

が伝わってくる気すらします。

 

 

文章を書くなら、

 自分が夢中になって読んでしまうような文章を書く。

 

音楽をやるなら、

 自分が夢中になってしまうような演奏をする。

 

それが信念にあるから、読み手も夢中になる。

 

 

最近は、広告や販売目的でもないのに、

ターゲティング、誰に対して書くか?を明確にせよ!

の論争が強いですが、明らかに「作りました」感って、

面白くはないと個人的には思います。

 

どれだけ、関心と愛情と興味を持って、調べ/練習して、

それをまとめ上げることができるか。

 

逆に探究心が高すぎて、何がそうさせるのか興味津々です。

 

 

 

書き直したら、少々、真面目なテイストに変わってしまいましたが、

「事象に触れて論理展開し心象を述べる」という随筆に、
起承転結ほど効率よく使えるコード進行はない。
とあったので、今回は、起承転結で書いてみました。

 

おおよそ、面白いしか書いておりませんが、

ちゃんと使えるスキルやノウハウも…最後の方にちょっと出てくるので、

 面白いを全力で考える真面目さと探究しちゃう好奇心を見習いつつ、

私はノウハウっていう、簡単なところから真似しております。

 

“読みたいこと”

“自分が一番読みたいことを、文字にして繋いでいくこと”

 

それは全然簡単なことではないですが、そんな魅力的で面白い文章が書けるよう、

好きなことを好きって、言えて、それが表現できるようになりたい。

そう思った、日曜日でした。