シンプルに生きること
せっかく海外に来たから…
ということで、
現地のコミュニティに入ることも考えましたが、
これから先の生活のことや人生について考えよう。
ということと、言葉を使う仕事をしているため、
日本語力が低下しないように…
と、
思い立ち、こちらに来てから半年間。
集中して取り組んでいたのが
読書
実は、それに加え、こちらで初期に出会った方から
「時間があるようでないのが駐在期間。
遊ぶもよし、
仕事するのもよし、休憩するのもよし。
ただ、一つ言えるのは、日本にいる時より
断然
“自分で考えられる期間”だってこと。
その期間をどう使いたいか?は考えていくとよいと思いますよ」
と言われたことがきっかけとなりました。
そこで、来たばかりの頃に読んだのが
「さあ、シンプルに生きよう!」
- 作者: マーカス・バッキンガム,中村佐千江
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2011/07/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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という本でした。
シンプルに生きること。
それは、自分が持って生まれた才能を知って、
それを生かすこと。
同じ作者の著書「さあ才能に目覚めよう」とは違って、
ビジネスだけではなく、生活全般に目を向けていること、
そして恐らく、世の中の本だったり、情報発信の仕方って
ビジネス=男性、ライフ=女性
なんでしょうね。
書き方も“幸せな人生”と“女性の幸福度”に焦点を当てているので、
家庭や仕事や人間関係、いろんな事例が紹介されていました。
実は、女性は年齢が上がると幸福度が下がっていく
という調査結果があります。
この原因として、この本では
1、選択肢が多すぎる(多すぎて委縮し、迷い、不安になる)
2、一生懸命やっても報われないこともある社会システム
(男性がガリガリやっている時に、
出産や育児などでルートを外れないといけない)
3、男性と家事のストレス
(有給や在宅勤務やフレックスタイムがあってもシステム自体は人を幸せにしない)
4、やるべきことの多さ
(年齢が上がっても綺麗でいないといけない、共働きで働かないといけない。
負うべき責任の種類が大幅に増えている。
そして、人間の脳は一度にたくさんの事をやると、記憶力や学習機能が混乱する)
の4点をあげています。
また、逆に幸せな人の共通点にも言及しており、それは
1、成功を実感している(強みを実感するチャンスがあると感じている)
2、明日、自分に起こることが楽しみである
3、学んで成長できることにワクワクしている
4、満たされて幸せだと感じている
としています。
強みの発揮を強みとだけするのではなく、
心が強い瞬間があるからこそ、心が弱い瞬間も存在する。
そのことを受け入れること。
そして、そのウェイトを強い瞬間に移行していくこと。
を紹介していました。
そして、こちらも診断があるので、
実施したところ、やはり私の強みをより磨くには、
勉強したり、知識習得していくことがカギのようなので、
引き続き、沢山情報収集して、強みを活かしていくことにします。