30代女性会社員のパラレルキャリアへの道

人並以上に働いた20代。そしてふと気づく、いろんなこと。 30代になった頃、押し寄せてきた働き方改革の波や海外赴任や結婚・単身赴任という急な環境の変化。 そして、気になりだした副業やプチ起業。でも、やっているうちに「ちゃんと価値提供したい」想いに…。とはいえ、考えこんでも進まないのでやりながら走ってみようということでブログ始めました。

男女平等な働き方とは?

私は、男女雇用機会均等法が制定された年、1985年生まれです。

そのためなのか、比較的小さいころから
「男女は平等であるべき」
という考えが強い子供でした。

小さいことで言うと、
「男女平等なのに、ランドセルや絵具セットや書道セットに
なんで“男児用”と“女児用”があるんだ?!」
と一般的にはそんなに違和感がないはずのことに対して、
やや疑問を感じていました。

  ※今の時代の子供たちからすると、何のことかわからないかもしれませんが、
   90年代前半に小学生だった私には、
   カラフルなランドセルという選択肢はありませんでした。

 

そして、中学・高校・大学と過ごすうちに、
段々と理解できるようになったことが

1、男女は「平等(差別なし)」だが「区別」はある
2、同じ尺度で並べることが、必ずしも平等ではない
3、その社会やコミュニティのマジョリティが文化を形成する

ということ。

 

おそらく、同世代で社会人経験が10年を超えている方々は、
どれも「ピンッ」とくるのではないでしょうか?

特に、昨年・一昨年あたりからでしょうか
女性活躍推進働き方改革という言葉が
世間を賑わせていますが、会社でそこそこの立場になり、
やはり、女性が活躍するとなると男性以上の覚悟が必要だと感じます。

 

それは、
3、その社会やコミュニティのマジョリティが文化を形成する
日本社会の働いている人のマジョリティが男性だから。

 

脳構造の違いで、
≪女性は横並び思考≫・≪男性は縦ならび思考≫
と表現されることがありますが、まさにここ!

 

会社の会議で、女性にとってはただの率直な質問が
男性にとっては失礼な言葉にあたったり、
キャリア面談で、平均的な発言をしているつもりなのに、
男性にとっては、やる気がないかのように聞こえてしまう
もしくは、背伸びしているように聞こえてしまう。

 

未だにわからないことがあります。

 

私は新卒で人材サービス(人材紹介・転職支援サービス)に従事し、
その後、組織内の人材開発にかかわる研修やコンサルティングの仕事をして、
個人から、そして組織から働き方について考えてきました。

 

その中で、女性でよかったなと思うことも
もちろんありますが、
はっきり言って、同じ能力だったら、
男性の方が社会で働きやすく評価されると感じています。
(というか、サポートの量が全然違いますし、

 もちろん、会社による違いもありますし、女性が優遇されている面もあります)

 

特に今は海外で仕事をしているため、

『日本で、女性で働くのって本当に大変なことだったんだ』

と思わされることが、非常に多いです。

 

このブログでは、
そんな、働き方について考える中で感じたこと。

そして、女性だからこそ、目指したい“自分らしい働き方”、について、
発信していきたいと思っています。